プレス金型とは

プレス金型とは

製造業には欠かすことができないプレス加工。プレス機械に取り付けた金型で板状の材料を挟み込み、圧力を加えることにより形を作り上げます。

このプレス加工を行うのに必要となる金型とは、同じ形の物を大量に作ることを目的とした、製品の原形となる輪郭を金属で形成した型のことです。

金型を用いての生産は、加工速度の向上や品質の安定、製造原価の低減を図ることができるため、大量生産には欠かすことができません。ちなみにドイツで金型は「生産工学の王」とも呼ばれています。

プレス金型を用いた加工方法には、「せん断」「曲げ」「絞り」などがあります。また、プレス金型は一塊の金属部品からできているイメージもあるかと思いますが、複数の部品によって構成されています。
・加工に直接関わる部品
・上下型の位置関係に関わる部品
・材料の位置を決める部品
・プレス機に取り付けられる部品
このような多くの部品がそれぞれ効率よく機能することで、プレス加工は実現されるのです。

さらに、プレス金型は、以下の4種類に分けることができます。
・順送金型(プログレッシブ金型):1つの金型内に複数の工程を等間隔で配列し、加工材がつながったまま連続で加工する金型
・トランスファ金型:単発型を配列し、専用のプレス機械(トランスファプレス)を用いて連続で加工できるようにした金型
・単発型:作業者が手作業で材料を出し入れし、1工程のみ加工する昔ながらの金型
・ファインブランキング型:高精度な加工をするために用いられる精密金型
特に順送金型(プログレッシブ金型)やトランスファ金型が発展したことにより、生産工場での大量生産が可能になりました。

長野サンコーのプレス金型製造技術

高いプレス金型設計技術

高度な金型設計技術

プレス加工の中で最も難しいとされる絞り加工用の金型において、金型構造を規格化するなど、量産での使用における段取や保守のしやすさにも配慮した設計をしております。
3D-CAD/CAMに対応した設計を行っておりますので、設計変更等のご要望にも即座に対応することが可能です。

設計段階での高度なシミュレーション技術

設計段階においてリスクを徹底的に排除することを目指しており、FMEAの実施により潜在的な故障の原因を体系的に分析することで、不具合防止を実現します。
構造解析や熱解析にも対応しておりますので、構想段階からお客様と連携して技術開発を進めさせていただくことも可能です。

金型製造のための豊富な加工設備

金型を内製するために最新鋭の工作機械を十二分に保有。これにより、短納期対応が可能であるとともに、万が一量産において金型にトラブルが発生した場合には迅速な修復対応が可能です。
金型製造工場は室温を一定に保つ環境が構築されており、僅かな温度変化が及ぼす工作機械や素材の寸法変動をも排除した、高精度な金型が製作されます。

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プレス金型加工設備

金型製造からプレス加工まで完全内製化

金型製造だけの仕事も承りますが、弊社の強みはプレス加工まで一貫して対応している点です。どれだけ優れた金型を製造しても、量産を継続する中では様々なトラブルが起こり得ます。
金型製造からプレス加工までを完全内製化することにより、トラブル発生リスクを最小限に抑え、加工工程全体の責任を担います。

プレス加工品